2005年6月 1日 (水)

「太公望」

阪神 5-12 ソフトバンク】

う~ん、打たれ過ぎですね><打線は後半良く追い上げたように、それ程悪くは無いので、後は投手の踏ん張りですね。気持ちを切り替えて、明日は必勝!!

今日は宮城谷昌光さん原作の「太公望」について書きます。

太公望というと、TVアニメにもなった「封神演技」の主人公として有名で、中国では三国志演技や西遊記と並ぶくらいよく読まれているのに、日本ではアニメが出るまではそれ程読まれていない物語でした。私はアニメ自体は見たことがありませんが、小説では読んだことがあり、途中で飽きて読むのをやめてしまったことを覚えています。民を虐げ、国を荒らす殷の紂王を影で操っている王妃の姐妃(だっき、と読みます。)を倒すため、仙人の太公望とその仲間が仙術や仙人の武器を使って姐妃と紂王を倒す、という内容になっていますが、悪王とその妃を倒すというのはただの大義名分で、結局のところ、仙人たちの勝手な理由で戦争が始まり、殷王朝を倒し、365人の封神に成功する、そんな内容だったと思います。私自身、読んでいてそれ程面白いと感じませんでした。なので、アニメがどうして人気があったのか、理解に苦しんでいますが、見てみないことにはなんとも言えないですね^^;

一方、宮城谷昌光さんの「太公望」では、太公望は仙人ではなく、普通の人です。3000年も前の話なので、残っている文献も少なく、筆者自ら中国で取材をし、筆者自身の解釈も加えながら、より史実に近い内容を心がけた作品になっています。

上・中・下、三冊に分かれている長編のため、内容はかいつまんで書きますが、太公望・呂尚(呂望)は少年のころ、当時の商(殷と同じ)の受王(死後、紂王とおくり名される。)の狩りにあって、両親を失い、子供たち4人を連れて難を逃れる。困難な長旅の末、ある部族の村にたどり着き、そこで剣術や戦術を学び、受王をいつか倒すことを心に誓う。やがて力を付け、味方を得た呂尚は、受王と対立し、牢に繋がれていた周公を助け、周公の軍師となって受王を倒し、商王朝を滅ぼす。大まかな荒筋はこんなところです。

内容自体、ありふれた歴史物のようですが、すごく面白いです。「封神演技」を読んだ後にこの本を読んだため、よりいっそう面白く感じられたのかもしれません。この本を読んでいた当時の私は、片道2時間半かけて通勤していたので、通勤電車の中で主に読んでいましたが、本に夢中になるあまり、降車駅を何度も乗り過ごしたことを思い出します。それくらい面白い作品でした。

宮城谷昌光さんの作品は、このほかにも「晏子」や「楽毅」など、面白い作品がたくさんあります。それらに関しても、後の機会に紹介できれば、と思っています。

【今日のWF】

昨日でイベント終了。今回も入賞は出来ませんでしたTTこれから冬のレア物(特にニシキゴイ系)を狙いながら、のんびりまったりWFを楽しんでいこうと思います。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2005年5月31日 (火)

「白い雨」

阪神 0-2 ソフトバンク】

う~ん、杉内はさすが防御率1.3台の投手ですね。手も足も出ませんでした。2安打では勝てません^^;杉山は良く投げましたね~。今の阪神の先発は、福原・下柳・杉山が3本柱と言って過言ではないでしょう。明日は打線の奮起に期待!それから、本日、タイガース選手のHPへのリンクを多数登録しました。ひいきの選手のHPがありましたら、覗いてみてください。

今日は、赤川次郎さん原作の「白い雨」について書きます。

この本を読んだのは、かれこれ10年以上も前のことですが、かなりインパクトがありました。赤川次郎さんの作品は、それまでに多数読んでいましたが、その中でも1,2を争うほど好きな作品です。

内容は、奥多摩のとある山中に白い雨が降り、それを直接浴びた人たちが発狂し、殺人鬼と化して、周りの人たちを殺しはじめる。殺人鬼から逃げる人たちとそれを追いかける殺人鬼たちがある山中の村に集まり、そこで凌ぎ合いが始まる。そして、そこにも白い雨を浴びて凶暴化した女の子がいて・・・というような荒筋です。

内容的には、ホラー小説と言えるのでしょうか。前半は、誰が殺人鬼で誰がまともなのか、という人々の心理的な部分の描写がすばらしく、中盤では殺人鬼から逃げる人たちとなんとか仕留めようとする殺人鬼たちの攻防が、そして、感動のクライマックスに、という感じで、一気に読んでしまった事を覚えています。

赤川次郎さんの作品は、元々読みやすい作品が多く、内容も親しみやすくて面白い作品が多いですが、これほどスリリングで、そして感動する作品は無かったかな、と思います。私が今までに読んだ本の中でも、3本の指に入るくらい面白かったです。もし時間がありましたら、読んでみてくださいね。

【今日のWF】

今日でイベントが終了します。トップを取るのはかなり難しそうですが、時間の許す限り、精一杯頑張ります!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)