ショートショートPart.3
( ^-^)ノ(* ^-^)ノこんばんわぁ♪
いや~、何ヶ月ぶりでしょうか。ここに文章を書くのは。しばらく来ない間に、なんか機能が追加されてるし^^
では、早速ショートショート行きますw
---スタート---
題名:「10年前の俺」
もうだめだ。このまま逃げるしかない・・・。
ガソリンが続くまで、金が続くまで・・・出来るだけ遠くへ。
いったい、何でこうなってしまったんだ。いや、原因はわかっている。
俺の他人をかえりみない我がままな性格と、他人のことをさげすむような言動と行動が招いた結果だということ。
取引先の大人たちは、俺の性格を全て見抜いていて、そんな子供じみてる俺のことをおだて上げ、利用していたに過ぎない。
なんで、もっと早く気付かなかったんだ。畜生・・・。
とにかく、今は車を走らせるしかない。出来るだけ遠くへ。
畜生、なんでこんなになるまで気付かなかったんだ。
出来れば、10年前の、あの学生の頃に戻って、もう一度やり直してみたい・・・。友達とはしゃいでた、あの頃に・・・。
「おい!」
ん?なんか今、声が聞こえたような・・・
「おい!こっちだよ!」
キキキー!
「・・・いてて。いきなり止まるんじゃねえよ。全く、怪我したらどうすんだよ」
「お前・・・いったい・・・」
「ああ、なんだ?」
「お前、いったいどこから・・・」
「何言ってんだよ。お前が呼んだんだろ。」
「俺が呼んだって?」
「お前、さっき考えてただろ?10年前の自分に戻りたいって。だから来てやったんじゃないか。」
「じゃあ、お前は10年前の俺・・・」
「そうだよ。全く、せっかく来てやったのにいきなり怪我させられたんじゃ、割りに合わねえよ。」
(い・いったい何なんだ。これは夢か?)
「夢じゃねえよ。現実だよ。」
(現実だって?こんなことが・・・)
「だから、現実だって言ってるだろ。用が無いなら、帰るぞ。」
(何を言ってるんだ、こいつは。しかし、確かに若い時の俺に似ている・・・)
「しかし、10年後の俺がこんなとは、情けねえよな。まったく」
(何を言ってるんだ。全部お前が撒いた種だろう。)
「俺より賢い人間なんていやしないんだから、もっと堂々としてれば良いじゃねえか。」
(そうだよ。お前のそんなところが、こうなった原因なんだぞ。)
「まったく、10年後にこうなっちゃうとは、お先真っ暗だな。」
(そうか。そうなんだ。)
「おい、なにかしゃべれよ。それより、俺は早く帰りたいんだ。」
(10年前に戻ったって、何も変わりはしない。それより、現実を見つめることこそ大切なんだ。俺は・・・俺は、また同じ間違いを繰り返すところだった・・・)
「おい、いつまで暗い顔してんだよ。そんな俺でも、一応俺なんだから、もう少ししっかりしろよ!」
「わかった。もういいよ、帰っても。」
「な・なんだよ。いきなり晴れやかな顔しやがって。」
「もうお前に用は無い。さっさと10年前に帰るんだな。」
「なんだよ、呼びつけておいて、用が無いからさっさと帰れだと?」
「いや、お前は十分役に立ったよ。ありがとうな。」
「ふん、まあいいや。帰ってやるよ。」
「お前、もうちょっと目上の人に対する口の利き方に気をつけろよ。」
「何言ってるんだよ。お前は俺だろ。目上も何も無いじゃねえかよ。」
「ははは、そういうえばそうだな。」
「じゃあな。しっかりしろよ、10年後の俺」
それから15年後・・・
「それでは社長、新入社員の皆様に訓示をお願いします。」
パチパチパチ・・・・
「新入社員の皆さん、入社おめでとう!
(中略)
皆さん、是非、10年後の自分はどうなっていたいか、20年後の自分はどうなっていたいか、そんな夢を持って、日々を過ごしてください。1回や2回の失敗で、後戻りするようなことを考えることは、決してしないでください。
何があっても日々前に進むこと、それをずっと忘れることなく、日々を過ごして行ってください。社員の皆様がそう考えて仕事をしていてくれることが、わが社の前進にも繋がる、私はそう思っています。」
パチパチパチ・・・・
---終了---
なんか、教訓じみた内容になってしまいました(;^。^A アセアセ・・
今回初めて、状況説明無しに、会話と回想だけで文章を組み立ててみましたが、難しかった~w状況を思い浮かべていただけるか、ちょっと心配^^;
次回作も、ほぼ構想がまとまってますので、近々書こうと思ってますw次回は「現在-過去-未来」シリーズの最終回ですw
う~ん、ちょっと緊張~(*^o^*)ドキドキ(*゜O゜*)バクバク
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